初めての西表島の海
ある日のこと今日は仕事終わってから中野海岸に再チャレンジしようと田中と決めました。前回は恐怖の謎の生物にびびっていけなかった茂みを抜けた先にあるあの海です。
少し西表生活にも慣れてきて、今ならなんとなく長靴なしでも行けそうな気がしました。
前回遭遇したやつ↑
今日も2時頃仕事を終えて着替えていざ中野海岸に向かいました。
あの因縁の茂み道も恐る恐るなんとか入っていくことができ抜けると青い海が広がっていました。
ようやく、、、!ようやく海に遊びに来ることができました。
海を目の前にテンションもあがり足までつけて遊びました。
とっても気持ちよかったです。
最近聞いた話ですが海には癒しとか浄化作用があって足だけつけるだけでも浄化の効果があるみたいですよ
ただ気になったのはなにやら黒い海藻?植物もたくさん砂浜に落ちていて海にもたくさん浮いていました。
西表島の海は私たちが思い描いていた白い砂、青い海の想像とは確かに違いましたがそれでも近畿の味噌汁のような濁った海しかみたことがなかった私からすると十分綺麗な海でした。
(↑私の想像していた理想のビーチ)
(↑📷中野海岸田中)
あとから聞いた話によると真夏の中野海岸はめちゃめちゃ綺麗らしいです、、!
北風が吹く季節になると漂流物が流れ着きやすくなってこんな感じで海藻的なものでいっぱいになるみたいです
するとビーチで釣りをしていた男性が声をかけてくれました。
「あまりにもはしゃいで海にどんどんはいっていくからあなたの赤いリュック、海にもうすぐ浸かりそうだよ」そんな事を言われた気がします。
(確かに今写真を見返せばやたらとリュック下の位置すぎる。)
そこからその男性といろいろ雑談をしました。
魚も釣れたそうで今晩刺身にするからせっかくだから食べにきたらいいよと誘ってくれました。
が!しかし見知らぬ他人の家で生魚を食べるのは都会育ちの私にとって少し抵抗がありました。いや少しどころではありません。こういうところから事件にだってなったりするのです。
なので私は「せっかくなんですが、、、私生魚苦手で、、、」とやんわりことわることに。
しかし、私の気持ちとは裏腹に田中は「うち、刺身好き」とほざきだしたのです。
そんなこんなで私には火を通した魚を出してくれるということで話がまとまってしまい、連絡先を交換しその人のお家で待ち合わせすることになりました。
寮に帰ってから私の気持ちを田中に伝えました。
「全然知らん人の家で魚食べるん怖い!もし家で殺されてジャングルのなかとかさとうきび畑にポイって捨てられても死体すらなかなか見つけてもらわれへんで、、、」
そういうと田中も不安になったのか二人で猛烈に約束したことを後悔しました。
続く